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アジア・太平洋地域における子供達への新型コロナ感染症ワクチン接種強化拡大の提言

アジア・太平洋地域での子供達を対象としてワクチン接種強化拡大についての提言が論文として発刊されました。

https://tropmedhealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/s41182-021-00365-5


西太平洋地域では、思春期や学童期の子どもに対するSARS-CoV-2感染症の予防接種プログラムを早急に拡大することを推奨する。2021年7月以降、この地域では子どものSARS-CoV-2感染が急増している。SARS-CoV-2のB.1.617.2(Delta)変種により感染率が上昇しているため、マスク着用や社会的距離の取り方などの現在の予防戦略では、その拡散を効果的に抑制できなくなっている。現在、子供たちの間でのウイルスの拡散を抑制するために、長期の学校閉鎖が推進されています。しかし、学校閉鎖の長期化による悪影響は大きい。12歳以下の子どもへのワクチン接種はまだ議論の余地がありますが、今から準備しておく必要があります。学校からの情報発信はさらにワクチン拒否(ヘシタンシー)を減らすことにも大いに効果が期待されます。